potential

可能性

- 農業の可能性を模索する -

農業を含めた第一次産業には、
まだまだたくさんの可能性や伸びしろが眠っています。

日本をはじめ世界が抱える様々な課題の解消は
急務ですが、
ここにおける“伸びしろ”とは、
単なる技術革新や生産性の向上だけではありません。

それは、人と自然の関係をもう一度問い直し、
命の循環の中で私たちがどう生きるのかを探るための
余白でもあります。

人は、太古より自然とともに生きてきたはずでしたが、
いつの間にか自然を管理する対象として扱うようになり、
人に様々な利益をもたらす物を優先して自然を削ることが
当たり前になりました。

物質的な豊かさや便利さを追い求め続ける一方で、
自然の本当の声を聴く力が失われ続け、
自然ともに生きる感覚も薄れていきます。

自然は外側ではなく、私たちの中にも根付いており、
自然を失うことは自分自身の一部を失うということです。
何を食べ、どのように暮らし、
どのような未来を望むのか、
一人一人が自分自身の“生き方”を問い直すことが、
これからの社会を静かに支える力になります。