私たちの農場は、尾花沢市内8か所に点在しています。
初めは1ha(ヘクタール=サッカーコート約1.4面分)からのスタートでしたが、
残念ながら次の担い手がいない土地やいわゆる耕作放棄地などを引き継ぎ、年々少しずつ拡大しています。

悠久の時を超えて人々の営みを見守ってきた山々と、大地を巡る風が教えてくれる四季の移ろい。
日の出の刻、日の入りの刻、1日の中でも様々な表情を見せてくれる自然と、共に生きる動物・植物たち。

大正時代に造られた かんがい用 の人造湖であり、花笠踊り発祥の地でもある「徳良湖」の付近にある農場や、
目の前に雄大な葉山や月山を望むことのできる農場など、それぞれの場所で地球の豊かな恵みを肌で感じながら、
日々“いのち”と向き合っています。

遠い遥か昔の先人たちから代々受け継がれ、彼方の未来で生きる子どもたちへまた繋いでいくために、
今この瞬きの間にお預かりしている地を守っていきます。


< 栽 培 品 種 >

日本を代表するブランドスイカ「尾花沢スイカ」

盆地で昼夜の寒暖差が大きいという気象条件が、
糖度12度以上の甘みが強く、シャリシャリとした食感が特徴の美味しいスイカを育みます。

その中でも、形・色・音・糖度の厳しい基準を満たしたスイカだけが選果場を経て、
「尾花沢スイカ」というブランドスイカとして全国に出荷されます。


当社では、「種なしスイカ」「黄肉スイカ」「小玉スイカ」などの変わり種スイカも栽培しており、
オンラインショップや山形県内の一部道の駅にてご購入いただくことができます。
通常の赤肉スイカにも負けず劣らずの糖度を有しながら、それぞれの品種によって異なるシャリ感や
ユーモアをお楽しみください。


糖度15度前後を誇る 隠れた名産品

メインで栽培している作物はスイカですが、スイカと同じ農場でメロンも栽培しています。
糖度の高い高品質なスイカを目指して育てた肥沃な土壌と同じ場所で育ったメロンは、
格別な甘さを誇る瑞々しい果肉に育ちます。
一口頬張っただけで身体いっぱいに広がる幸せ、ぜひ一度ご賞味ください。


山形県の漬物菜「山形青菜(せいさい)」

山形県の漬物文化は、冬の保存食としての重要な役割を担っており、
特に内陸の山間部は豪雪地帯のため、昔から漬物づくりが家庭でも伝統的に受け継がれてきました。

私たちが栽培している「山形青菜」は高菜の一種で、
山形県を代表する漬物の一つである「おみ漬」に使用されています。
山形県内の道の駅や、地元スーパーなどの漬物コーナーで探してみてください。

大根の栽培 と 六次産業

私たちは、農業における六次産業として、大根の乾燥野菜を製造しています。

昼夜の寒暖差が大きい環境で育まれた大根は、甘みが強くなります。
9月に種を蒔き、大きく育った大根を収穫し、綺麗に土や汚れを落とします。
手作業で下処理を行った後、乾燥機で1日かけてじっくりと乾燥させます。

こうして出来上がった「おばねだいこん」は、一枚一枚に大根の旨味がぎゅっと凝縮され、
切り干し大根や他の乾燥野菜とは一味違う味わいと、心地良い食感を楽しむことができる逸品になります。

お湯や水で戻して、そのまま食べても美味しいですが、
調味料や添加物を一切使用していない素材本来の製品なので、
和風・洋風・中華など多種多様なアレンジを楽しむことができます。

また、水で戻すこともできるため、災害時の食事としても活用でき、
乾燥野菜で長期の保存も効くことから日々のローリングストックとしても活躍します。

春を告げる山菜の王様 「タラの芽」

県土の7割が森林の山形県は、山菜やきのこなど山の恵みが豊かで、その栽培も盛んに行われています。
特に、尾花沢市におけるタラの芽の出荷基準は厳しく、高品質なものだけがパック詰めされて全国に届けられます。

【 年間の栽培スケジュール 】